第598回定期演奏会 京都コンサートホール
日時 |
2016年2月14日(日) |
開演時間 |
2:30pm |
会場 |
京都コンサートホール・大ホール |
出演者 |
大友 直人(桂冠指揮者) 今井 信子(ヴィオラ) |
曲目等 |
♪開演前2:10pm~プレトーク
エルガー:弦楽セレナード ホ短調op.20
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調op.85 (ヴィオラ版)
ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調op.88 |
チケット |
2015 11/21から発売 S:¥5,000
A:¥4,500
B:¥3,500
P:売切 |
お問合せ先 |
プレイガイド
チケットぴあPコード:248-310
ローソンチケットLコード:58638 |
備考 |
♪当日残席がある場合のみ発売:学生券&後半券
(S:¥2,000 A:¥1,500 B:¥1,000 )
※学生券は、開演1時間前から発売、
後半券は、開演後から休憩終了まで発売
♪未就学のお子様のご入場はお断りいたします。
♪託児ルームあり(1歳以上未就学児/定員10名/有料:お子様1人につき¥1,000/公演1週間前までに京響075-711-3110へ要予約)
■助成:文化庁文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業) |
第598回定期演奏会
京響桂冠指揮者の大友直人が、故国の自然を賛美したドヴォルザークの交響曲第8番を指揮します。随所に現れる美しい旋律にドヴォルザークの愛国心を感じずにはいられましせん。共演はヴィオリストの今井信子。古希を過ぎた氏が選んだのはエルガーの協奏曲(原曲:チェロ協奏曲)。彼の最後の傑作ともいえるこの作品に、円熟期を迎えたひとりの演奏家が向き合います。
協賛:
大友直人(指揮) 今井信子(ヴィオラ)(c)Marco Borggreve
(c)Rowland Kirishima
♪公演チラシはこちら→
指揮 大友 直人 (桂冠指揮者) Conductor : Naoto OTOMO (Conductor Laureate)
現在、群馬交響楽団音楽監督、東京交響楽団名誉客演指揮者、京都市交響楽団桂冠指揮者、琉球交響楽団ミュージックアドバイザー。また、2004年から8年間にわたり、東京文化会館の初代音楽監督を務めた。在京オーケストラの定期演奏会にとどまらず、これまでにコロラド交響楽団、インディアナポリス交響楽団、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団などに招かれ、2012年3月にはハワイ交響楽団のオープニングコンサートを指揮、以降定期的に客演し、同年6月にはロレーヌ国立管弦楽団の定期公演に客演、絶賛を博す。2013年にはエネスク国際音楽祭に招かれ「弦楽八重奏op.7」を演奏。“繰り返し演奏されているが、今回の演奏は最高の演奏” “日本のオーケストラ演奏が西洋音楽への新しい希望を見出した。” と評され、欧米での活躍にも大きな期待が寄せられている。オペラにも力を入れており、1988年日生劇場における《魔弾の射手》でのオペラデビュー以来、オペラの指揮も高く評価されている。特に、2006年8月にプッチーニ音楽祭にて三枝成彰作曲オペラ《Jr.バタフライ》(2014年にも同音楽祭で再演)や、2013年1月には同作曲家のオペラ《KAMIKAZE-神風-》の世界初演、そして2014年1月には千住明作曲新作オペラ《滝の白糸》を指揮し、大きな話題となった。クラシックと他のジャンルとのコラボレーションによる新たな音楽シーンを発信しており、既成のジャンルや表現形式に捉われない新しい形の舞台芸術をプロデュースするなど、音楽プロデューサーとしても新しい音楽シーンを牽引している。教育的活動にも力を注ぎ、国際音楽セミナー「ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン」を盟友である指揮者アラン・ギルバートと毎年開催するなど、活発な活動を行っている。2000年第8回渡邉暁雄音楽基金音楽賞、2008年第7回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。
ヴィオラ 今井 信子 Viola : Nobuko IMAI
桐朋学園大学卒業、イェール大学大学院、ジュリアード音楽院を経て、1967年 ミュンヘン、1968年ジュネーヴ両国際コンクールで最高位入賞。1970年西ドイツ音楽功労賞受賞。ベルリン・フィル定期や小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラとのザルツブルク音楽祭出演など、世界の桧舞台で活躍を続けている。武満徹のヴィオラ協奏曲<ア・ストリング・アラウンド・オータム>など世界初演も多い。室内楽も積極的に行っており、これまでにアルゲリッチ、シフ、クレーメル、マイスキーら世界の名手と共演。マルボロ、ラヴィニア、ヴェルビエ等世界各地の音楽祭にも頻繁に招かれている。2003年にはミケランジェロ弦楽四重奏団を結成、カルテットのメンバーとしても積極的な活動を展開している。日本では、1987年より東京カザルスホールの音楽アドヴァイザーを務めたほか、<カザルスホール・アンサンブル>、<ヴィオラスペース>などの企画・演奏に携わる。このほか東京、ロンドン、ニューヨークの3都市で開催された「インターナショナル・ヒンデミット・ヴィオラ・フェスティバル」音楽監督、日蘭交流400周年を記念する数々の企画のプロデュース、武生国際音楽祭の音楽アドヴァイザー、東京国際ヴィオラコンクール審査委員長など、常にヴィオラ界をリードする存在として、めざましい活躍を続けている。2011年4月よりザ・フェニックスホール音楽アドバイザー。フィリップス、BIS、グラモフォン等から40以上のCDをリリース。著書に「憧れ ヴィオラとともに」(春秋社)がある。これまでにエイボン女性芸術賞、文化庁芸術選奨文部大臣賞、京都音楽賞、モービル音楽賞、毎日芸術賞、サントリー音楽賞を受賞。紫綬褒章、旭日小綬章受章。アムステルダム音楽院、クロンベルク・アカデミー、ソフィア王妃高等音楽院、上野学園大学で後進の指導も行っている。
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