コンサートスケジュールコンサート詳細

特別演奏会「第九コンサート」 京都コンサートホール

日時 2016年12月28日(水)
開演時間 7:00pm
会場 京都コンサートホール・大ホール
出演者 ステファン・ブルニエ(指揮)
横山 恵子(ソプラノ)
手嶋 眞佐子(メゾソプラノ)
高橋 淳(テノール)
伊藤 貴之(バス)
京響コーラス
曲目等 モーツァルト:歌劇「魔笛」序曲K.620
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調「合唱付」op.125
チケット 2016 9/24から発売
S:¥5,500
A:売切
B:¥3,500
お問合せ先 プレイガイド
チケットぴあPコード:280-086
ローソンチケットLコード:53269
備考 ♪当日残席がある場合のみ発売:学生券
 (S:¥2,500  A:¥2,000 B:¥1,500 )
※学生券は、開演1時間前から発売。
※本公演では休憩がないため、後半券の発売はありません。

♪未就学のお子様のご入場はお断りいたします。
♪託児ルームあり(1歳以上未就学児/定員10名/有料:お子様1人につき¥1,000/公演1週間前までに京響075-711-3110へ要予約)

特別演奏会「第九コンサート」

今年の指揮は、ベルン生まれのステファン・ブルニエ。ドイツの多くのオーケストラに客演するほか、ベートーヴェンの生地ボン市の音楽監督兼歌劇場首席指揮者を2016年夏まで務め、オペラにも深く精通した氏による「歓喜の歌」です。モーツァルトの代表的な二つのオペラ序曲と併せ、日本を代表するソリストと京響コーラスの演奏で1年の締め括りを。

 

協賛:

 

            ステファン・ブルニエ

 

     

    横山恵子                           手嶋眞佐子                  高橋 淳               伊藤貴之

                            (c)Yoshinobu Fukaya(aura)

 

♪公演チラシはこちら→

 

指揮 ステファン・ブルニエ Conductor : Stefan BLUNIER

 1964年ベルン生まれ。ダルムシュタット州立劇場音楽監督兼首席指揮者、ボン市の音楽総監督、ベートーヴェン・オーケストラ・ボン及びボン歌劇場の首席指揮者を歴任。同オーケストラとはアメリカ、中国ツアーを行い、大成功に導き、ベートーヴェン交響曲第1&5番CDはエコー・クラシックにノミネートされた。2010-13年にはベルギー国立管首席客演指揮者も務め、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ドイツ、スロヴェニア等へのツアーも成功させている。客演指揮者としてもドイツのほぼ全て放送交響楽団、そのほかライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、デュイスブルク響を始めデンマーク、ベルギー、スイス、フランス等の数多くのオーケストラを指揮。オペラの分野では、ミュンヘン、ハンブルク、ライプツィヒ、イングリッシュ・ナショナル、モンペリエ、オスロ、ベルン等の歌劇場で指揮。近年の公演では、ベルリン・コーミシェ・オーパー『カルメル会修道女の対話』、ボン歌劇場『エレクトラ』、フランクフルト歌劇場『ダフネ』、チューリヒ歌劇場『リゴレット』、ノルウェー歌劇場『ホフマン物語』などを指揮。また、ブルニエは近現代の作品の紹介にも力を入れており、シュレーカー「狂える焔」、シマノフスキ「ロジェ王」、サーリアホ「彼方からの愛」(ドイツ初演)なども指揮している。

 

ソプラノ 横山 恵子 Soprano : Keiko YOKOYAMA

 東京音楽大学卒業、同大学研究科修了。ウィーン国立歌劇場宮廷歌手ミリャコヴィッチ女史との出会いを契機に渡欧。ドイツ・コーブルク歌劇場『ドン・カルロ』エリザベッタで欧州デビュー。その後も欧州各地の劇場でプッチーニ、ヴェルディ作品を中心に活躍。96年小澤征爾指揮『蝶々夫人』(浅利慶太演出)タイトルロールで本格的に日本デビュー。若杉弘指揮びわ湖ホール・ヴェルディシリーズでも数多くの作品に出演。その他東京二期会『エジプトのヘレナ』(日本初演)タイトルロール、『ワルキューレ』ブリュンヒルデ、『ドン・カルロ』エリザベッタ、新国立劇場『ホフマン物語』ジュリエッタ、『トスカ』及び同鑑賞教室『蝶々夫人』タイトルロール、びわ湖・神奈川『トゥーランドット』『アイーダ』タイトルロール等、日本を代表するソプラノの一人として活躍している。16年9月東京二期会『トリスタンとイゾルデ』イゾルデで出演。東京音楽大学教授。二期会会員。

 

メゾソプラノ 手嶋 眞佐子 Mezzosoprano : Masako TESHIMA                                  

 東京藝術大学卒業、同大学院修了。文化庁オペラ研修所修了。94年プラシド・ドミンゴ世界オペラコンテスト・メゾソプラノ部門優勝。文化庁在外研修員としてニューヨークに留学。帰国後は、二期会創立50年記念公演『こうもり』オルロフスキー、新国立劇場『忠臣蔵』大石主税、『ナクソス島のアリアドネ』作曲家、『鹿鳴館』大徳寺公爵夫人季子、小澤征爾音楽塾『カルメン』(演奏会形式)タイトルロール、日生劇場『オルフェオとエウリディーチェ』オルフェオなど数多く出演。コンサートでは、L.マゼール指揮スーパーワールドオーケストラ「第九」や、ドヴォルザーク「スタバト・マーテル」、マーラー「交響曲第3番」「千人の交響曲」、ヴェルディ「レクイエム」等で活躍。京都市交響楽団とは、井上道義・大友直人・広上淳一指揮「第九」で度々共演。艶やかな美声、存在感のある舞台姿で聴衆を魅了している。東京藝術大学准教授、上野学園大学特任教授。二期会会員。

 

テノール 高橋 淳 Tenor : Jun TAKAHASHI

 東京音楽大学卒業、同大学院修了。二期会オペラスタジオマスタークラス修了。修了時に優秀賞受賞。『魔笛』タミーノでオペラデビュー以降、二期会、新国立劇場を中心にあらゆる舞台で活躍を続けている。06年ザルツブルク音楽祭に出演、G.アルブレヒト指揮ヘンツェ作曲『午後の曳航』登役で満場の喝采を浴びた他、東京二期会『皇帝ティトの慈悲』タイトルロール、『サロメ』ヘロデ、『魔笛』モノスタトス、新国立劇場『ラインの黄金』ミーメ、『夜叉が池』(世界初演)鯉七、びわ湖ホール『ルル』アルヴァ、『さまよえるオランダ人』舵手、東京文化会館開館50周年記念『古事記』スサノヲ、日生劇場『マクロプロス家の事』ヴィーテク、『リア』(日本初演)コーンウォール公など多数出演。コンサートでは、「ミサ・ソレムニス」「第九」「グレの歌」等の他、殊に「カルミナ・ブラーナ」の個性的な歌唱が高い評価を得、第一人者としての地位を確立している。二期会会員。

 

バス 伊藤 貴之 Bass : Takayuki ITO

 愛知県出身。名古屋芸術大学卒業、同大学大学院修了。2013~14年NPO法人イエローエンジェルの奨学金を受け渡伊。第48回日伊声楽コンコルソ第2位。第41回イタリア声楽コンコルソ金賞受賞。第6回ジャンニーノ・ゼッカ国際声楽コンクール第2位。愛知県芸術劇場公演『ラ・トラヴィアータ』のグランヴィルでオペラデビュー。藤原歌劇団には『仮面舞踏会』トムでデビューを飾り、その後も『ラ・ボエーム』『ファルスタッフ』『ランスへの旅』等に出演しいずれも好評を博している。その他『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』『ナブッコ』『リゴレット』『トスカ』『ルチア』『セビリアの理髪師』など数多くのオペラに出演。また「第九」「メサイア」、ヴェルディ、モーツァルト、フォーレの「レクイエム」、プッチーニ「グローリア・ミサ」等のソリストとしても活躍している。平成24年度愛知県芸術文化選奨文化新人賞受賞。京都市立芸術大学非常勤講師。藤原歌劇団団員。

 

合唱:京響コーラス Chorus : Kyoto Symphony Chorus

 1995年秋、京都コンサートホールが完成した当時の京響常任指揮者&音楽監督・井上道義の提唱で「京響第九合唱団」として結成。その後「京響市民合唱団」と改名し、12年からはさらに音楽的な高みをめざして、京響の自主演奏会を軸にオーケストラ合唱作品に取り組む「京響コーラス」と名称を変更、創立者の井上道義を創立カペルマイスター、京響常任指揮者広上淳一をスーパーヴァイザーに迎えて新たにスタートした。現在、約150名の団員で構成されており、毎週月曜日の夜を中心に京響練習場・京都市内文化会館等で練習を行っている。

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